【新潟市】6月30日には、全国の神社で夏越の大祓が開催されます。今回は夏越の大祓と茅の輪くぐりについて、お話を伺ってきました。

2025年6月30日は全国的に、各地域の神社で夏越の大祓が斎行されます。今回はこの夏越の大祓について伺ってきました。一年の折返しにあたる6月30日に、各地の神社で行われる行事とのことです。半年分の穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願する神事です。新潟市下越地区の多くは、「茅の輪くぐり（ちのわくぐり）」という行事が行われます。

写真はイメージです。

「茅の輪くぐり（ちのわくぐり）」は、スサノオノミコトという神様が、旅の途中に一泊できるところを探していた時、その村でお金持ちの長者に宿をお願いすると、断られてしまい、その長者の兄弟であまりお金がない蘇民将来(そみんしょうらい)の家に泊めてもらうことになりました。

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帰り路に蘇民将来のところへ感謝の気持ちとして「茅の輪」を授け、「蘇民将来の子孫です」とわかるように茅の輪を腰につけなさいと言いスサノオノミコトが帰って間もなくすると、この蘇民将来の子孫以外の村人は全員疫病によって死んでしまい、スサノオノミコトが渡した茅の輪の「厄除け」の力によって、蘇民将来の子孫たちは助かったという神話が起源になったと言われています。

写真はイメージです。

茅の輪くぐりは、左→右→左の順で回りながら、３回くぐるのが一般的とのことでした。歴史ある神事を体感するために、お近くの神社に足を運んでみてはいかがでしょうか？